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「精神科薬物の官能的評価」について熊木徹夫が動画でご説明します。

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2011年8月9日火曜日

アナフラニール錠・10ミリ

新しい投稿がありました
薬品名:アナフラニール錠・10ミリ
投稿者:Masahiko_M さん
性別:male
年齢:49
官能的評価内容:
生来、小心臆病で神経質、刺激(精神的・物質的)に対しては過剰に緊張、自律神経の興奮がなかなか治まらない神経症体質であったが、約5年の服薬(10mg×2T/day)を経て、情動一般(喜怒哀楽)がフラット化、それらの刺激に対して、いい意味での鈍感さ、まあいいか・・・というお気楽な感じになり(ちなみに当方、軽い強迫的性格でもある)、日常のQOLが優位に改善した。

具体的には、怒れない・泣けない・喜べないなど、良くも悪くも、「感情の振幅」は小さくなり、これが職場の同僚・上司には、「冷静な人間」との思わぬ評価を受けることになる。

 身体症状への改善としては、20数年来の術後後遺症である慢性疼痛とその二次症状であるパニック発作と抑うつ症状に長らく苦しんで来たが、主剤として抗鬱剤を使用できたことで、上記症状はまとめて寛解へ向かい、長らく主剤として使用してきた抗不安薬(デパス錠1mg)を、眠剤と頓服としてポジションを切り替えることが出来た。
そのため、有効作用時間内(約20時間ほど)では、ほぼストレスを最小化して生活が送れるようになり、そのお蔭か今年の5月、大学を卒業し��動瞥��屋数年ぶりに、ようやく自分の適性を生かせる就職が出来た。

 本剤の飲み心地は、当初軽い吐き気が出現したが、20mg/dayの低用量でもあり認容はなんとか可狽ナあり服薬は継続している。
症状が安定するまでは、三寒四温のような変動を伴いながら安定して行った。
もちろん、TCA(三環系)の主たる副作用として、口渇が特にきつかったが、これも何とか受け入れている。
本剤を処方された経緯は、担当医の偶々の選択によるもので、特に意味はない。
以前SSRI系の新薬を初めて処方されたところ、なんとも言えない不快感と悪夢の出現のため使用は断念する。

結論として、上記の一連の身体の不調ならびに精神症状は、5-HT,NA等の脳内神経伝達物質のアンバランスが原因していると、自身の体を人体実験して痛感する。

類似薬物との効き方の違い:

送信時間:2011/08/09 (Tue) 22:03

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